きっと守れるものがある

あらゆるものを好きでいます いまは8号車です

愛するということと守るということ

──錦戸亮くん、関ジャニ∞脱退、事務所退所によせて

※2020.1.12追記あります

 

 

2019年9月3日、私は東京ドームにいた。

 


もちろん、それは関ジャニ∞五大ドームツアー「十五祭」東京3日目(オーラス)に参戦するためだ。

 


私にとって、はじめての東京ドーム。関ジャニ∞のはじめてのライブ。多ステをする程に時間と気持ちの余裕はなくて、でも本当に有難いことに自名義でオーラスに入れることになった。

 


前日はそわそわして、とりあえず手当り次第にDVDをかちゃかちゃしては、どうしようか迷って、「十祭」と「関ジャニ'sエイターテイメントJAM」を観ていた。東京ドームに行っても私の好きな、関ジャニ∞渋谷すばるも、7人の関ジャニ∞も観られない。でも、嬉しくて、やっぱり悲しくて涙が止まらなかった。

 


翌朝は腫れた目をどうにかこうにかなおしながら準備をして東京ドームに向かった。10時には、最後に飾られたBOYたちがまさかの8体で、内くんBOYも、すばるBOYもいることに泣きそうになりながら、でも、全く違う本を読みながら電車の時間を過ごした。

 


ドームに着いてから、写真を撮ったりグッズを買ったり、eighterさんと沢山おはなしした。22ゲートに流れる歴代のPVを観たらまたじんわりしてきて、あたたかくてどうしようもなくしあわせだった。

 


入場時間になってから、これもまたありがたいことに、アリーナに入れることになり、ほんとうにわくわくしながらライブを待った。ライブはとてもたのしかったし、訳が分からなくなるくらいに目まぐるしかった。たのしい!!うれしい!!だいすき!!状態。なにかイベント事があると、レポを書くのが私の習慣なのだけれど、そんなことも出来ないくらい目の前の景色に必死に食らいつきながら全ての感覚を総動員した。

 


詳しいところは、SNSやnoteでも素敵なレポをあげてくれているものがあるので書かないけれど、演出もしかり、彼らの幸せそうな顔やときに苦しそうな顔や、進んでいこうとする表情に引き込まれた。かっこよかった。

横山くんは彫刻みたいに美しくて、真剣な眼差しや歌が印象的だった。トランペットの音色も、彼の性格を表しているような真っ直ぐな音。

村上くんは、いつどの瞬間も楽しませる!という意志を感じた。村上くんを見ているだけで気持ちが優しくたのしくなれるような。

丸山くんは率直に歌が上手で、ファンのことを大事にしてくれる。愛に溢れたひと。優しさに溢れたひと。MCのときのみんなを褒めるまるちゃんを忘れられない。

安田くんは、GR8ESTのときからすばるくんが乗り移るときがあるなって思っていたけれど、十五祭は安田くんなりのエンターテインメントがあって、、でもときおりやすばの運命共同体っていう言葉を感じちゃうときがあった。

大倉くんは...リアル王子様だった。わたしは「二人の花」というユニット曲が好きなのだけれど、そのときの白スーツの大倉くんに見惚れてしまった。後ろ姿を見ていたのだけれど綺麗すぎてびっくりした。あと笑い方がすき。

 


そして、、、錦戸くんはとてもかっこよかった。キラキラしていた。天性のアイドルってこういうことなんだな、と思った。ありきたりなことばになってしまうのが惜しいくらいに。

 


ダブルアンコのあとの、映像も、タイマーも、15→16も、to be continued... も、十五祭のDVD発売も全て前向きだと思った。そうして、明るい未来が見えるってどこかで永遠を期待した。というより、信じていたかった。

 


すばるくんがいなくなる、と聞いたとき、私はまだすばるくんのことをちゃんとは知らなかった。だからeighterとしての気持ちがちゃんとわかる訳では無いけれど、14年いるんだから...なんてファン1人の生半可な気持ちは、当たり前じゃなかった。長いこと大好きなバンドも完結という名の解散が決まっていたし、みんなが納得できる道なんて難しくて、どうしようもないっていうことを思い知らされた。

 


3月、はじめに報道が出たとき、正直かなり堪えた。なんで、週刊誌にこんなことを書かれなければならないのか?苦しまなければならないのか?またすばるくんのときみたいになるのか?

 


その矢先にジャニ勉の番協当選のお知らせが来た。まさか当たるなんて思っていなくて、日程を見たら関西外に住む私にとって最悪のスケジュールだった。

 


そんなとき仲良くしてくれているeighterさんが、「後悔するよりも行ってきなよ。次があるとは限らないから」と背中を押してくれた。私は行くことに決めた。一人で関西に行った。報道があったせいか、私は亮ちゃんばかり見ていた。だけど、彼は笑っていて、メンバーを愛おしそうな顔で見つめていた。まるちゃんの言葉に1番笑って嬉しそうにして。ああ、なんて真っ直ぐに素直にメンバーのことが好きなんだろう?って泣きそうになったけど、でも、私は凄く嬉しくてたまらなかった。

帰りの新幹線の中で、振り返りながら些細なことに不安になりながら、でも亮ちゃんの表情を思い出しては週刊誌ばかやろーーー!!!って思って腹が立って苦しかった。

 


だけど、でもそのあともどこかから聞こえてくる噂に目を背けながら、あの日見た亮ちゃんの顔を思い出し続けた。正直、覚悟はしなくちゃいけないと思った。すばるくんをちゃんと応援できないまま過ぎ去った日々を後悔し続けていたから。いつなにがあるかわからない。やすくんの病気のことも。不安定なやすくんの糸が切れてしまわないかと心配になる夜が沢山あったから。噂があるということは、少なくとも関ジャニ∞はなにか揺らいでいると思ったから。

 


本当に悲しくて切なくて苦しいけれど、

噂は本当になってしまった。

私にはよくわからないこともあるし、受け止めきれないこともある。だけれど、これだけ言いたい。

 


私は関ジャニ∞錦戸亮が大好きだ。

本当に、居なくなってからこんなことを発することになるなんて思わなかった。

お知らせを見て、そのときはeighterさんといたから、ただ涙を流して、感情の向くままにいればよかったけれど、家で一人でふと考えると、GR8ESTの特典映像の初夜のときの亮ちゃんの甘えた顔やまっすぐな顔が思い浮かんだ。

私はすばりょが大好きだった。気まずいが大好きだった。キングオブ男のふたりのパートが、そこを一人で歌うような歌割りを決めた亮ちゃんが。

私をeighterにしてくれた十祭のkicyuが、関ジャムのジョンとポールみたいって亮ちゃんが話していた、ビートルズメドレーが。

いつも嬉しそうにすばるくんがパスタを作ってくれた話をしている亮ちゃんも、最後の関ジャムでLIFE~目の前の向こうへ~を歌いながら涙ぐむ亮ちゃんも、本当に大好きだった。最後にすばるくんが関ジャニ∞の中で作った歌がコーヒーブレイクだってことも。語りきれないほどのすべてが。

すばるくんがいなくなって、私はぼんやりとしていた。やすば推しだからやすくんを推しています、好きです、と言っているけれど、6人がみんな好きだった。誰かの色をきめるのは私には難しくて、

でも、コンビで言うとき、

ほほえみがすきだった。えげつないのラップバトル。初夜のときの人肌布団。おいマル!!!って噛みつきながらハチャメチャに甘える亮ちゃんが。お互いの顔をタイプだって言うところも、まるちゃんを追いかけて同じ学校に行くところも。ほほえみデートも、何回もみて、いっこにこにこを沢山聴いた。リサイタル罪夏の特典映像も。

 


亮ちゃんの作る歌が好きだった。

かっこよくて、ロックでスマートなくせに、Your WURLITZERとか、TRafficとかtokyoholicとか作ってる彼の最後の曲が月曜から御めかしだなんて。

 


eighterになる前から見てた演技も、バラエティで見せる毒舌で頭いいところも、だけど、ちょっと慎重なところも。甘えるときのくしゃっとした笑顔も。

亮ちゃんや5人が決めたことだし、もっと辛いのは錦戸担だからグズグズしているのはやめようと思うけれど、でも、私はどうしても錦戸亮という人が大好きだ。

それは声を大にして言いたい。

それで、横山裕村上信五丸山隆平安田章大大倉忠義もだいすきだ。

もちろん渋谷すばる内博貴も。

 


どうか、eighter同士いがみ合わないでやさしく応援していけますように。錦戸担をあたたかく迎えてあげられますように。すばるくんをすきで傷つくこともあったけれどその分沢山助けて貰ったし優しくしてもらった。その愛を私も返したいと強く思っています。

 


亮ちゃん。これからどうするのか、まだ分からないけれど、見せてくれるものが楽しみです。亮ちゃんなりのエンターテインメントを期待しています。

未来向きすぎかな、と思ったのでつけたし。

21年間、ジャニーズ事務所に所属し、15年間関ジャニ∞として、8年間NEWSとして活動してくれて本当にありがとう。そしてお疲れ様でした。大好きという言葉でしか言い表せないけれど、、どうしようもなく切ない気持ちだけれど...でも、亮ちゃんはどこにいてもかっこいいね!素敵だね!と友達と言える日が来ることをすごく楽しみにしています。

 

関ジャニ∞の5人。満身創痍でボロボロになっても、進んでくれてありがとう。応援し続けます。1人だけれど、eighterだっていうことを掲げていきたいと思います。伝えていきたいと思います。まるちゃんや大倉くんの言葉、聞きました。ほんとうにほんとうにありがとう。

 


みんな、だいすき!!!!でも本当のこと言うと、まだ全然実感ないし飲み込めてない。いつになったら、すばるくんのことも亮ちゃんのことも思い出になる日が来るのかな、

 

こんなにも拙く、わかりにくい文章を最後まで読んで頂きありがとうございます!

eighterさんも、そうでない方も。

いつか、5人の関ジャニ∞を素直に受けとめてすばるくんと亮ちゃんのソロ活動に歩幅を合わせられたときにちゃんとここに十五祭のことも2018.2019年のことを書きたいし、いままでの稚拙なブログもまた載せたい。と思う所存です。次はふわふわした話題で書きます!!また!できれば十五祭の円盤に東京オーラスの映像を入れてほしいなと心から思った。

 

(追記 2020.1.12)

2019年9月5日、お知らせのメールが来たとき私は、新しくその日にライブが終わり地元への帰路につく途中に出逢い、意気投合したすばる担さんと一緒に居た。だから本当は、お互いの家に向かう途中で別れるはずだったものがお知らせのメールがあったから、それを一緒に見ることになって。そのことがきっかけで仲良くなってすばるくんのライブに一緒に行くまでになった。

人の縁というのはどうにもわからないものだと思う。正直、そのメールがあったから仲良くなったのだから。

 

9月5日は亮ちゃんが脱退すると聞いたとき、その、お友達は泣いていて、わたしもすごく心が混乱していて涙が出そうになった、のに、涙が流れなかった。本当に涙もろい性格なのに。その日だけだったかもしれない。苦しいはずなのに素直に泣けなかったのは。人は信じたくないことがあると涙が出ないらしい。

私は10月1日になって、亮ちゃんのファンクラブに入り、この間のツアーファイナルに参加した。すごく楽しかったし、亮ちゃんだなぁって思ったけど、それでもまで飲み込めてないくらいだから。まだ混乱しているのかもしれない。

すばるくんのライブに行ったら何か変わるかもしれないっていまは思っていて。とりあえず今月の幕張メッセ二日間、参加するのでそれが終わったらブログを書こうと思います。それでは。