きっと守れるものがある

あらゆるものを好きでいます いまは8号車です

さよならじゃないから

 

『窮鼠はチーズの夢を見る』を見に行ってきた。映画はおもしろい!と手放しで騒ぐような作品ではなかったけれど、だいぶ胸に刺さった。前評判が良かったし、きっと解釈も様々あるのだろうが、原作もパンフレットも大倉さんのブログも、YouTubeの対談も観ていないただの人としては、全てをストレートに受け取り、頭をフル回転させたことで得たほんの少しのメッセージを持ち帰った。上質な映画ではあったと思う。そしてこれがなんだか禊というか、区切りになった。

 

最近、ふと考えてみたら、

わたし、eighterじゃなくなったみたい。って自然と浮かんだ。(気持ち的に)おうちでテレビ番組をみて、たまにDVDをみたり、曲を聴くファン。それが今の私。配信も見なかったしシングルも買わなかった。

ジャニーズWeb、携帯が壊れて見にくくなってから開くことが少なくなったので解約した。

ファンクラブも更新しないことにした。

グッズも整理した。

 

新しい趣味ができたというのもあるのだけど、コロナ禍になって、基本的にはお金を使うことでファン活動を維持する、あるいは発展させるジャニーズのオタク活動は身の丈にあっていないような気がした。

いつか、オタクは辞めるだろうとは思っていたのだけれど、それがこんなに急とは思わずに自分でも驚いている。嫌いになったんじゃなくて、花がしぼむみたいにいきなり生気が失われたような感じだった。エイトに向ける気力がなくなっちゃった。

正直、心から楽しいって思えてない時間も割とあったんだと思う。わたしはすばるくんが好きだし、すばるくんがいた関ジャニ∞が好きで、それが否定されるのは嫌だった。誰かが言っているのを見るだけでとても傷ついた。

それでも6人の関ジャニ∞も好きだった。

そして、いまの関ジャニ∞はかっこいいと思うし、色んな事をやってくれている感謝はある。尊敬する。でもやっぱりさみしいし、

ファンクラブにも入ったけれど、亮ちゃんのことはライブ行ってからすごく遠く感じてしまって、直視出来なくなった。いま姿を見かけても、関ジャニ∞としてそこにいた人と別人だと思い込ませてしまっている。

関ジャニ∞にはものすごく感謝しているし、しあわせになってほしいと願っている。

それでも、私はわたしのしあわせを1番に考えなくちゃいけないから。生きていくために必要なお金を「出したい」って思えるものにお金を払いたいし、そうじゃなきゃいつの日か捨てることになるのは変わらないと知った。

きっと、見返すとしたらDVDだし、それ以外は本当に大好きなもの以外は手放す。

もともと、それなりに...は堅実だったと思う...けど、(これは同じものをいくつも買ったりしていないレベルで)多少は人に張り合ってグッズだったりCDを買ったこともあったし、グッズ福袋とか、本が大好きだから雑誌類はかなり集めていたと思う。

だけど、かさばる。ジュニア時代から最近まで集めていた雑誌も、過去を知りたくて買ったものも、それはいいものかもしれないけれど、大事なのは今だと気づいた。

それが今の答えでした。

また収集オタクになるかもしれないけれど、

関ジャニ∞が好きだった時間や思い出がなくなるわけじゃないから、今は、今自分がやりたいと思う範囲で好きなことをやる!

 

この動画を夜みてなんか妙に納得したんだよなあ。自分の性質からしてもオタクに近いことはやめられなさそうだけれど、歳を重ね大人になるにつれて、自分の好きに向ける限界や具合が分かってくるようになった気もする…役に立つものを集めるべきだってことも。

 

すばるくんのことはこれからも素直に応援したいと思っているので、収集はもうしないけれど、このままでいたい。並んだことは多分思い出になるはず。

39歳おめでとうございます。アルバムはちゃんと買います。いやLPにしようかな。