きっと守れるものがある

あらゆるものを好きでいます いまは8号車です

新規だと恥ずかしかった、と今思うこと

私は、アイドルが好きだ。

いつから?と聞かれたら小学生の頃から。K-POPアイドルがすきだったし、聴いてもいた。ライブには行ったことがなかったけれど、CDを買うくらいだった。しっかりとオタクになったのはこのはてなブログを書き始めた2018年、関ジャニ∞だった。

関ジャニ∞を好きになった当時、周り、特にオタ友に隠していた、ごまかしていたことがある。

それは、すばるくんの脱退を知った後に、推し始めたことである。気になりはじめは確かにもっと昔だが、ファンクラブに入ったのは確か2018年の9月ごろで、もはや最後の番組出演すら終わったあとだった。あとは12月の退所まで籍だけが残っている状態。しかもすばるくんを好きになってしまったのだった。

新しい更新がない状態で、好きな人がいないグループを見ているのはかなりしんどかった。いなくなることも、すばるくんがもう関ジャニ∞と共演しないことも知っていたのに。なぜこのタイミングなのだろう。

だからこそ、過去の円盤を集めたし、グッズも沢山買った。自分の知らない、昔の7人のことを追った。楽しかったし、自分はここにいないことに、この世界を見られないことに悲しみを感じた。『居なくなるのに好きになった』ことを周りには言えなかった。恥ずかしくて。

なんだかんだ集めた円盤たちもそこまで何回も見ることはなかった。見ると泣いてしまうから。

だからなのか、でも、なのか、はじめてライブに行けた2019年夏の『十五祭』オーラスの日。楽しかったし、8人のことを蔑ろにしない演出にありがたくも思った反面、さらなる脱退報道も噂され、とにかく週刊誌の報道で荒れた心は内心穏やかではなかった。(そしてそれが本当に錦戸亮くんの関ジャニ∞としての最後のライブの日となった。)錦戸くんは、儚くて消え入りそうだった。

そして、終わったあと地元に帰る飛行機で会ったすばる担と脱退のお知らせを見て、公園で泣いたことも覚えている。

幸い、錦戸くんもすばるくんもソロ活動をしてくれたおかげでライブには行けたし、会えた。すばるくんには、ファンクラブの配信でコメントも読んでもらえた。お友達も沢山できた。

あっという間の2年が過ぎて、コロナ禍になって、ライブもなくなり、お友達とも会えなくなり、家に籠っている中で、名探偵コナンを好きになり、関ジャニ∞からは距離が空いた。現実に好きな人ができたことも大きかったと思う。

関ジャニ∞は、名前が変わり、冠番組も変わっても、今でも目にすることがあるくらいしっかりと活動を続けてくれている。すばるくんはお父さんになり、錦戸くんは俳優も続けてくれている。それしか知らないくらいには遠巻きになってしまった。でも、思い出たちだけは大事にしている。私を活動的にしてくれた人たち。眩しい世界を見せてくれた人たち。

コナンのことは今でも大好きだし、それなりにイベントに行ったり聖地巡礼したりゆるくファンを続けている。

 

そして今、わたしは超特急というグループを好きでいる。

超特急を好きになってから、好きなメンバーががグループにいることが当たり前じゃなく、そして幸せなこと、今を追いかけられることの喜びを感じている。12年以上の歴史があるグループだからこそ、昔を知っていますと言える人たちのことは羨ましく思うし、昔から好きでいたかったとは思う。ただ、このタイミングじゃなかったら出会えなかった、ハマるまで行かなかったんだと思うと『新規だから恥ずかしい』なんてことは、言っていられない。

2023年末に冬ツアーT.I.M.Eの配信をきっかけに超特急を見始めてから、ファンクラブに入るまで追いかけることを躊躇していた、迷っていた2ヶ月と、嘘をついていた自分のことを許してあげたいと思う。

誰のことも、本気で好きで応援なんてできないと思っていたし、程々に好きでいいと、のめり込めないと思っていた、この2年間。

今年の2月にリョウガさんのキラリ(個人ファンクラブ)に入って、3月に夢8(全体ファンクラブ)に入って、そこから半年が経った。短かったけれど、長かった。

円盤は数枚しか持っていない。グッズもペンライトと、運試しで買う生写真と好きな雑誌とパンフレットくらい。(結構多いって?)

Tシャツもタオルもぬいも買わないし、昔のものも買ったことはない。買うとしたら公式から出ているもの。あとはサブスクで配信してくれているものをとにかく観る。音楽番組も出てくれるようになったのでみる。何回も観る。今ならエビライとか。バラエティも。FODに入っているトレタリやコント×超特急もちまちま見ている。

それですら、追いついてはいない。フェスも基本的には申し込みしないし、仕事やほかの予定を優先することも多い。だけど、だからこそ、今嬉しいことしか感じていないのだと思う。依存していないから。

プライベートでも、仲のいい友人が超特急を教えてくれたこともあって、EBiDANや超特急やリョウガくんのことを考えたり触れたりする時間が多くなっている。とはいえ、他のものも好きでいるし、なにより、超特急を好きになってから、ファンとして、プラスの意味以外で涙を流したことがない。超特急は私にとって生きる車両……糧なのです。元気をくれる存在です。

8/8 MEMORIAる8号車の日

8/17「EBiDAN THE LIVE CRUISE 2024」YELLOW ISLAND

8/27,28 Rail is Beautiful 追加公演

8月に上記のイベント・ライブに参加してからも、変わらずに思っている今の気持ち。彼らはとても大人だと思う。8号車、ファンは素晴らしいと言葉にして伝えてくれるから、平穏な現場になっているように思うし、今まで行ったライブやイベントの中でも疎外感や動悸を感じないアーティストで、驚いている。ノリ方も自由でいいよ、と個々が言ってくれる。ペンラもコールも不完全だけど、それでよくて、できなくても、できてもたのしいと思った。今まで行ったライブは少ないし、個人の感想なので、他にももっと平和な場所があるのかもしれないけれど。

 

私は、リョウガくんに対して、これだけの期間ずっと好きでした、と言うことはできない。それに、もし離れたとしても超特急もメンバー誰も、知る由もないけれど、でも、いつか思いを伝えられることがあるならめいっぱいの感謝を伝えたいと思う。

これからもできる範囲で好きでいたいと思っている。細く?長く。

ライブレポはnoteにも書いたのでここにはまたいつか。

 

おわり。